http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/038/0462/03803160462012a.html
[027]
政府委員(公安調査庁次長) 関之
お答えいたします。私がただいま申し上げた線は、全部破壊活動防止法の調査の範囲内の問題として申し上げた次第であります。御存じのごとくに、破壊活動防止法は第27条に調査の権限が書いてあるわけでございます。それによりまして私どもは現在、日本共産党、全学連、社会主義学生同盟、共産主義者同盟、この4つの団体について、遺憾ながら、法上調査する必要があるということにいたしまして調査をいたしておるわけであります。その調査の発展は、要するにその組織あるいは構成員ないしはその活動の発展というところを見なければ調査ができないわけでありまして、今まで私が申し上げたものは、すべて共産党ないしこれらの団体の活動であり、あるいはそれらの命令によって活動することであり、法律に基づく調査であることを私は信じて疑っておりません。
(略)
[052]
日本社会党(社会民主党) 豊瀬禎一
関連質問。まず、関さんにお尋ねしたいのですけれども、先ほど、ちょっと答弁の中に出た、学生運動の諸団体の中で、破防法に抵触する可能性のある、あるいはそういう危険性を感じて、すでに調査しておる団体を言って下さい。簡単でいい。
[053]
政府委員(公安調査庁次長) 関之
これは、すでに本委員会におきまして、何回か御説明した点でありまして、全学連、社会主義学生同盟及び共産主義者同盟、この3つの団体は、昨年以来、とにかく破防法によって一応調べねばなるまい、こういうことにいたしているわけであります。
(略)
[095]
日本共産党 岩間正男
関次長に伺いますが、あなたは破壊活動対象の団体としてさっき4つあげたのですね。これはあなたたちの認定に従うとこういうことなんです。私は特に聞きたいのだが、わが共産党に対して破壊活動をやる対象だ、とこういうことですね。しばしばあらゆるところで述べるわけだな。これを文書でその証拠を出して下さい。どういう条項によってこれを破壊活動の対象として調査せざるを得ないと、その認定をした証拠を文書ではっきり出して下さい。いやしくも公党に対して、そのようなことを至るところでしゃべっておる。
私はついでに同時に要求しておくのは、ほかの団体――あなたがあげた3つの団体、もう1つこれと関連して、この前朝鮮大学の問題で、予算委員会で、あなたはこれも破防法の対象だと言った。さっきの答弁では不十分なんだが、あの場ではそう言っておるわけなんだ。それは何だというと、朝連というものが破防法の対象になっている、従って朝鮮大学はそれが経営しているのだから破防法の対象になっているということをはっきり言ったはずです。第三国人に対して破防法というものはどういう関連を持つかということは、これは時間がありませんからやりませんけれども、この問題も、これはわれわれ国際的な問題として重要だと思う。外交上重要な問題だと思う。
従いまして、私がお聞きしたのは、今あげた4つの団体、特にわれわれ共産党の問題、はっきり出しておいてもらいたい。それから朝連並びに朝鮮大学、これは破防法の、あなたの今まであっちこっち放言した、その中での5つ、6つ、これについて明確なあなたたちの認定の基礎を文書にして当委員会に提出してもらいたい。これは最も近い、この次の委員会までにそれを確認してほしいと思うのでありますが、委員長いかがですか。これはちょっとあなた答弁して下さい。
[096]
政府委員(公安調査庁次長) 関之
ただいまの御要求に対しましては、正式なお求めであれば考えてみたいと思っております。さりながらこれにつきましては、従来国会の御審議の記録を見ていただきますれば、十分に私はおわかりになるはずでございまして、結局そこらは、そのあとのいろいろな御答弁の中のことをまとめて申し上げるというようなことと同じになると思うのです。そこの記録の方で一応ごらんいただきたい。どういう考えによってこれを調べるかという点は何回も申し上げておるわけでありまして、ことさら文書にして申し上げるまでもないことと実は考えております。
[097]
日本共産党 岩間正男
公務員として不謹慎だ。議員が要求しているんだよ。あなたに正式な文書を要求している。あなたがあっちこっちどこにどういう放言したか、われわれはあとを追う必要はない。責任ある態度で、そうしてちゃんと法律に規定された中でやっておるのだから、権限を逸脱しておるかどうか、それがはっきりわかる文書として出して下さい。そんなあなた責任を回避するような、議員の要求に対してそっちで見なさい、そういう答弁は不謹慎です。もう一回答弁しなさい。
[098]
委員長 平林剛
関公安調査庁次長に申し上げますが、岩間委員の御要望でございますから、この点について従来記録等がございましても、一応調査して御提出になるようにお願いいたします。
[099]
政府委員(公安調査庁次長) 関之
承知いたしました。
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- 昭和23年04月27日 衆議院 本会議
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- 昭和27年05月16日 衆議院 行政監察特別委員会
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- 昭和28年02月26日 参議院 法務委員会
- 昭和34年07月11日 外務省 記事資料
- 昭和35年12月20日 参議院 予算委員会
- 昭和36年03月16日 参議院 文教委員会
- 昭和36年03月22日 衆議院 外務委員会
- 昭和37年10月31日 参議院 法務委員会
- 昭和38年02月12日 衆議院 法務委員会
- 昭和41年03月29日 参議院 大蔵委員会
- 昭和42年12月15日 衆議院 法務委員会
- 昭和45年12月10日 参議院 内閣委員会
- 昭和48年08月23日 参議院 法務委員会
- 昭和49年09月02日 衆議院 地方行政委員会
- 昭和52年04月19日 参議院 逓信委員会
- 昭和57年08月03日 参議院 法務委員会
日共と在日の事件 ~ ソースは国会議事録
・神奈川税務署員殉職事件 19470623
・浜松事件 19480404~05
・犬山事件 19480408
・阪神教育事件 19480414~26
・宇部事件 19481209
・姫路事件 19481210
・益田事件 19481225~26
・平事件 19490630
・下関事件 19490820
・武生事件 19490920
・台東会館事件 19500310・20
・人民広場事件 19500530
・朝鮮戦争勃発 19500625
・長田区役所襲撃事件 19501120~27
・大津地方検察庁襲撃事件 19501201
・円山公園事件 19501209
・王子朝鮮人学校事件 19510307
・浅草米兵暴行事件 19510321
・東成警察署襲撃事件 19511201
・練馬事件 19511226
・白鳥事件 19520121
・田口事件 19520203
・京都事件 19520223・0320
・広島事件 19520301
・静岡地方裁判所事件 19520414
・血のメーデー事件 19520501
・京都メーデー事件 19520501
・広島地裁被疑者奪回事件 19520513
・大阪地方裁判所堺支部事件 19520515
・吹田事件 19520625
・横川元代議士襲撃事件 19520807
・大村収容所事件 19521111
・朝鮮戦争休戦協定締結 19530727
・浜松事件 19480404~05
・犬山事件 19480408
・阪神教育事件 19480414~26
・宇部事件 19481209
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・平事件 19490630
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・東成警察署襲撃事件 19511201
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・白鳥事件 19520121
・田口事件 19520203
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・広島事件 19520301
・静岡地方裁判所事件 19520414
・血のメーデー事件 19520501
・京都メーデー事件 19520501
・広島地裁被疑者奪回事件 19520513
・大阪地方裁判所堺支部事件 19520515
・吹田事件 19520625
・横川元代議士襲撃事件 19520807
・大村収容所事件 19521111
・朝鮮戦争休戦協定締結 19530727