2019年5月24日金曜日

昭和26年02月02日 参議院 厚生委員会

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/010/0790/01002020790004a.html

[022]
委員長 河崎ナツ
去る12月中に議員派遣をいたしまして調査を行いました神戸、京都、大津、名古屋各地方における朝鮮人騒擾事件に関連いたしまして、生活保護法の適用の実情について、派遣議員の報告をお願いいたしたいと存じます。

最初の2カ所は、参りましたのは私と藤森委員でございますが、最初の2カ所は、事情で私が報告させて頂きます。

(略)

[023]
緑風会(会派) 藤森眞治
(略)

次は、舞鶴市、昭和24年12月2日、市内在住朝鮮人30人余が市役所に来て、生活保護法による扶助額の増額を要求したのであります。その後市内の一造船所の被整理者を以て結成する失業者分会、その幹部は共産党員だということであります。その失業者分会なるものが、日雇労務者、朝鮮人等の指導権を握り、潜行的な指導をなし、主として生活保護法の面に重点を指向して、1月以来波状攻勢をし続けて来ました。そうして8月11日労働者500~600名が市の助役宅を取り巻いて盆手当1人1000円の支給、3日間の有給休暇、日曜就労等を要求して、退去の勧告に応じませんで、遂に武装警官の出動を見るに至りました。更に、昨年12月11、12日に朝鮮人代表者11乃至17名が来庁、15日に50名が来庁、生活扶助費増額、外国人退去政令を市の責任において撤回させると共に、少くとも朝鮮人には適用しないこと、万一適用した場合には、朝鮮人の生活を市が責任を以て保障すること、家屋の補修の実施等を要求して騒いだのであります。

(略)

その次が、今回の騒擾事件になるのでございます。11月27日は、朝来西神学校に父兄、生徒が続々と集合し、更に姫路地区から約100名、いずれも兵庫県下でありますが、相生地区から約50名、大久保方面から150名の朝鮮人が続々と神戸市に向いました。午前10時には約400名の集団となり、勾留中の被疑者の釈放要求と、朝鮮人の生活保護に関して陳情して気勢を挙げ、更に神戸市内の各所の区役所、税務署に集団陳情をいたしました。(略)

今回の事件は、前に申しましたように、その使用した梶棒等を鉾のように鋭利にして、数百本を平素から準備してあり、又検束された朝鮮人が神戸市以外の各地、特に姫路市居住の者が多かったこと、その他いろいろ申述べました点で御想像のつくように、あらかじめ各地に十分に連絡をとって計画的に断行したことが窺われるのであります。

第3に、朝鮮人の生活保護要求の状況を申しますると、11月の20日以来この問題が再燃して、各地において保護の強要が行われておるが、今回の問題の特質は、県当局の説明によりますと、次のように説明されております。

第1は、元朝連幹部、共産党員が代表となり、集団的に保護の強要をしておる。

第2は、要求事項の主題は、生活保護法の一斎適用と共に応急一時金品の給付であります。

第3は、代表者は法律制度を相当研究しておる模様で、交渉は長時間執拗を極めておる。

第4は、交渉に当っては脅迫的言辞を用い、市町村に対して暴力をも辞せない態度をとっておる。

第5は、提出された保護申請書を検討するに、すでに保護を受けておる者もあり、明らかに個人の自由意思に基いたものでないことが推測されるものがあるのであります。

第6に、申請に基く、実地調査に際しては、十分な協力は認められず、多数が集合して調査を妨害しておるという事実があります。

第7に、申請者は調査に際して、自己の不利と思われることについては日本語がよくわからないと言って、これを短絡しております。

第8に、生活状態調査は複雑を極めて、経済実態の把握が誠に困難であります。世帯主が検束されておる場合は、殆んど収支状況がわからない。

第9に、申請者が申請に基く実地調査に非協力的である点から、真に各個人が生活に困窮して申請をしたものか否かを疑わしめる者が相当多い。

第10に、各般の情勢から察して、支給される生活保護費が果して申請者各個人の手に渡っておるかどうかということに疑問とされる点があるのでございます。



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