2019年5月30日木曜日

昭和27年02月12日 衆議院 法務委員会

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/013/0488/01302120488011a.html

[094]
日本共産党 田中堯平
それではさらにお聞きしたい。この一覧表を見ましても、それは失業者が年末押し詰まって、もち代がないので、何とかもち代がほしい、越冬資金がほしいというような要求から、立ち上ったというのが原因です。60万人以上の在日朝鮮人が本国へ強制送還されて監獄へぶち込まれるか、殺されるというあぶない運命にありますことをみな知っておりますので、命がけで、強制送還をやめてくれ、こういう要求を出すことはもっともな話で、一口に言うならば、働く階級が命がけで要求しておる。これに対して政府は一向に求めるものを与えようとはしない。そこで背に腹はかえられないので、いわば自救行為と申しますか、人間は生きる権利があるから、何とかしなければならないというので立ち上る。そうするとあなたの方ではだんびらを振りまわす。そうすると、何と悪いことをやる政府だ、かってにしやがれという態度を示すのはやむを得ぬ措置である、こういうふうに思いませんか。

[095]
政府委員(国家地方警察本部長官) 斎藤昇
あらゆる要求あるいは団体行動は、法律の許す範囲内でやっていただきたい。法律の域をふみはずされた場合に取締ることはやむを得ないと思います。

[096]
日本共産党 田中堯平
法律々々と言われるが、そういうことでは答弁にならぬ。法律というものは人間の生活のためにあって、法律を守るために人間が生れて来たんではありません、ここで説教するまでもなく……。だから法律云々ということは二の次であって、人間がどうやって生きるかということが大問題である。そういうことは一切おかまいなしに、悪法であるが法律があるからといって、これによってふんづかまえるという態度をとったんでは、地元住民も国民も協力いたしません。

そうして何か不穏な形勢が起きて来ると――これは全国民的な不安でありますが、そういう不要な情勢が起きて来ると、共産党がやる、共産党を弾圧しなければならぬ。現に今ここで自由党の諸君が一生懸命やっているのは共産党に対するだんびら、あるいは団規法というような名前で暴力取締りあるいは禁止の法律をつくっているでしょう。そういうものをつくるための地固めです。そういうことにあなた方は一生懸命になって協力している。そういうことでよいのですか。そういうことでは国民も地元民も協力しませんよ、よほど覚悟してかからんと……。

日共と在日の事件 ~ ソースは国会議事録

神奈川税務署員殉職事件      19470623
浜松事件             19480404~05
犬山事件             19480408
阪神教育事件           19480414~26
宇部事件             19481209
姫路事件             19481210
益田事件             19481225~26
平事件              19490630
下関事件             19490820
武生事件             19490920
台東会館事件           19500310・20
人民広場事件           19500530
・朝鮮戦争勃発           19500625
長田区役所襲撃事件        19501120~27
大津地方検察庁襲撃事件      19501201
円山公園事件           19501209
王子朝鮮人学校事件        19510307
浅草米兵暴行事件         19510321
東成警察署襲撃事件        19511201
練馬事件             19511226
白鳥事件             19520121
田口事件             19520203
京都事件             19520223・0320
広島事件             19520301
静岡地方裁判所事件        19520414
血のメーデー事件         19520501
京都メーデー事件         19520501
広島地裁被疑者奪回事件      19520513
大阪地方裁判所堺支部事件     19520515
吹田事件             19520625
横川元代議士襲撃事件       19520807
大村収容所事件          19521111
・朝鮮戦争休戦協定締結       19530727