2019年5月29日水曜日

昭和27年01月25日 衆議院 本会議

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/013/0512/01301250512007a.html

[024]
日本共産党 梨木作次郎
第2に、侵害されつつある国民の自由と人権について質問する。政府は、昨年9月、わが党の国会議員4名に逮捕状を出し、公職追放処分に付し、議席を奪うの暴挙をあえてした。主権者たる国民の選んだ国会議員を、政府が何の法的根拠もなくその地位を奪うがごときは、政府みずから日本国憲法を暴力的に破壊するものと断ぜざるを得ない。(拍手)さらに昨年来、あるいはわが党幹部の捜査に名をかり、あるいは占領目的違反に名をかりて、盲めっぽう、かってほうだいの家宅捜索、押収、逮捕を行っているではないか。たとえば昨年10月9日のごとき、全国861箇所にわたり、家宅捜索、一斉検挙を行っている。これはもはや犯罪の捜査ではない、明らかに政治的弾圧である。(拍手)

さらに、昨年11月東京で逮捕された飯田七三君外6名は、スパイの嫌疑で外国人に引渡され、軍事裁判にかけられている。戦争を放棄したはずの日本であり、日本の非軍事化と平和国家の建設を助長し監視するはずの占領軍である。軍事スパイの存在の余地がどこにあるのか。(拍手)ポツダム宣言により撤廃さるべき日本国内の軍事施設に関心を持つことが、どうして犯罪となるのか。しかるに、日本の独立と自由と平和のために闘う愛国者にスパイの汚名を着せんとすることは、いかに民族独立と平和擁護の運動に弾圧が迫っているかを示すものではないか。(拍手)

またポツダム宣言によって廃止されたはずの思想検事、特高警察は、衣をかえて特審局、特捜警察として復活し、工場、農村へ官庁、学校の中に侵入して思想調査を行い、国会議員にまで尾行するなど、秘密警察、スパイ政治を再現している。言論、報道に対する圧迫も、またきわめて深刻である。今日良心を持った言論報道人で、言論報道の統制、圧迫に脅かされない者が一人でも存在するだろうか。国民は、戦時中の陰惨な言論、思想弾圧を、はだ寒く思い起している。

それだけではない。すでに東条時代さながらの拷問が復活している。昨年11月名古屋の警察では、逮捕した労働者に対し、気絶するまで暴行を加えた事実がある。また昨年12月、滋賀県では、朝鮮人の集会に武装警官が出動し、正当防衛と称し、うしろからピストルを発射して重傷を負わしている。さらに政府は、出入国管理令をつくり、国際慣例と人道を無視し、自由と人権を蹂躙した韓国への強制送還を企てている。

日共と在日の事件 ~ ソースは国会議事録

・神奈川税務署員殉職事件      19470623
・浜松事件             19480404~05
・犬山事件             19480408
・阪神教育事件           19480414~26
・宇部事件             19481209
・姫路事件             19481210
・益田事件             19481225~26
・平事件              19490630
・下関事件             19490820
・武生事件             19490920
・台東会館事件           19500310・20
・人民広場事件           19500530
・朝鮮戦争勃発           19500625
・長田区役所襲撃事件        19501120~27
・大津地方検察庁襲撃事件      19501201
・円山公園事件           19501209
・王子朝鮮人学校事件        19510307
・浅草米兵暴行事件         19510321
・東成警察署襲撃事件        19511201
・練馬事件             19511226
・白鳥事件             19520121
・田口事件             19520203
・京都事件             19520223・0320
・広島事件             19520301
・静岡地方裁判所事件        19520414
・血のメーデー事件         19520501
・京都メーデー事件         19520501
・広島地裁被疑者奪回事件      19520513
・大阪地方裁判所堺支部事件     19520515
・吹田事件             19520625
・横川元代議士襲撃事件       19520807
・大村収容所事件          19521111
・朝鮮戦争休戦協定締結       19530727